2023年7月度より、アニメ放送がスタートする『私の幸せな結婚』。
この記事では、そんな『わたしの幸せな結婚』の薄刃家。
そして、その家系出身である美世の母親の澄美と、異能について解説しています。
『私の幸せな結婚』薄刃家(うすばけ)とは?
コミカライズされた『わたしの幸せな結婚』、原作1巻の第1話『婚約』。
そこで、久堂清露(くどうきよか)と初顔合わせとなった、斎森美世(さいとうみよ)。
第3話『初めてのゆうごはん』にて、そんな清露の夕食時に「私には異能がない」と嘆く美世。
ここで初めて、異能という言葉が出てきます。
そして、美世の母親の出身である薄刃家を、その異能の特徴を中心に紐解いていきます。
異能とは?
異能とは下記のような能力者のことです。
✔ 念じるだけで物を動かす
✔ 火をおこしたり、水や風を操る
✔ 瞬間移動
✔ 空中を歩く
✔ 透視
それゆえ、その異能を受け継ぐ家は、国に仕える存在。
なぜなら、国の平穏を保ったり統治するために必要であったためです。
そのため、大昔から、異能者は規則には縛られない存在。
例えとして、辰石家の新当主の一志(かずし)が、御前に出る際も軍服でなくても許されています。
そして、帝の直系の子孫には特別な異能があります。
それは、『天啓』。
天啓とは、一言で表すと、国の危機を悟る未来予知。
また、異能者はこれに従い、被害を最小限に食い止めるために戦う存在でもありました。
薄刃家の異能とは?
薄刃家の異能については、原作1巻の第4話『おかしな婚約者』で初めて明らかになります。
それは、人心に干渉する力。
そして、前述の通り、亡くなった美世の母親がその薄刃家の人間でした。
原作1巻の第7話『初めてのデエト(後編)』で、その薄刃家の異能がさらに深掘りされています。
✔ 人の記憶を操作する
✔ 夢に入り込む
✔ 思考を読む
✔ 人を傀儡(あやつり人形)にする
✔ 幻覚を見せて錯乱させる
このように危険とも言える異能。
それゆえ、メリット・デメリットもあり、薄刃家は表舞台から姿を消します。
そのため、薄刃家については情報屋でもリサーチすることは困難。
公式記録にも存在自体が残っていないほど。
また、薄刃家の先代当主夫妻は、美世の母親である澄美(すみ)を嫁がせた後に事故死しています。
そのため、さらに有力情報は残されていません。
そのような存在でした。
そして、そんな尖った薄刃家の異能である血を手に入れるため、辰石家は画策を練って泥沼にはまってゆきます。
美世の異能ついて
美世の妹の香耶(かや)が、わずか3歳にして見鬼の才を発現。
それに対して、美世には異能の能力の発現は絶望的と言われていました。
しかも、両親ともに異能持ちだったにもかかわらず、です。
そのため、美世の価値はどんどん失われていました。
げんに、原作1巻の第5話『矛盾する心』でも美世の父親がこう発言していたことが明らかになっています。
異能持ちであったならば、美世を愛せた。
というのも、異能を受け継ぐ家系では、その才能の有無で扱いの差が顕著になるもの。
また、原作3巻の第15話『譲れないもの』にて。
清霞から、美世への愛情を問われた真一はこうも答えています。
無能に情などあるはずがない。
そして、疫病神であり、もっと早くに始末しておくんだった。
美世の両親の結婚について
美世の両親は政略結婚。
斎森家と薄刃家による縁談で、異能の血を保てるようにしたことが目的。
父親には当時は恋人がいたが、別れて結婚を承諾した過去がある。
また、そこまでした結婚の末に生まれた美世には異能者ではなく、お役目が果たせなくなっていきます。
結果、落ちぶれつつあり、名ばかりになる家系でした。
そんな時に、美世の母親である澄美が他界。
元恋人と再婚した父の元に生まれた、前述の香耶には異能があり、美世は虐げられていくのでした。
まとめ
この記事では、薄刃家について解説しました。
まとめると、薄刃家のは人心に干渉する異能を持つ家系であり、その家系出身の澄美は美世の母親であるということでした。
今後、ストーリーが展開するにつれ、薄刃家の影響力がどのように大きくなってくるのか。
ますます注目が集まります!
また、美世の婚約者の久堂清霞を特集した記事はこちら。
【わたしの幸せな結婚】久堂清霞の異能や年齢!姉や母も含めて紹介!