2023年4月度より、アニメ放送がスタートした大人気漫画『天国大魔境』。
この記事では、そのキーパーソンであるロビンの正体がタカなのか?
そして、なぜ彼がクズと呼ばれるのかを解説しています。
『天国大魔境』ロビンの正体(中身)はタカ?
ロビンの本名は『稲崎露敏(いなざきろびん)』。
そんなロビンですが、どことなくルックスがタカに似ています。
このことから、「ロビンの正体(中身)は、大人になったタカでは?」と噂がありました。
この噂が真実なのか、原作と公式コミックガイドの情報をもとに考察していきます。
パーソナルデータから考察
まずは、ロビンのパーソナルデータは下記の通り。
✔ 年齢:25歳
✔ 身長:177cm
✔ 出身:船山孤児院(浅草)
そして、ロビンとタカのルックスには共通点がたくさんあります。
一方、子供の頃のタカのパーソナルデータは下記の通り。
✔ 推定年齢:14歳
✔ 身長:170cm
✔ 出身:高原学園(2期生)
14歳の時点で、身長が170cmもあるタカ。
10年後の25歳になった時に、177cmになっていても不思議ではないですね。
この情報だけを鑑みると、大人になったタカがパーマをあてた人物がロビン。
そう感じても違和感はないですね。
生い立ちと大災害前後の生活から考察
しかしながら、彼らの生い立ちと大震災前後の生活を見ると、ロビンとタカは別人だということが判明。
まずは、ストーリーが展開していくに連れ、ロビンの過去が明らかになります。
それは、大災害で春希と同い年(2034年当時は13歳)の妹を亡くしていること。
そして、その姿が重なったのか、竹早桐子と春希の姉弟を船山孤児院に連れてきたのもロビンだと推測。
げんに、キルコとなった春希と再会した際に「お前らを拾って良かった」と発言しています。
その一方、タカには妹はいません。
また、高原学園の施設が爆撃された際に、生徒達への保護計画によって島から脱出。
その後、タカは『南方弥刀』という新たな名前を与えられています。
同じく島を脱出したアンズと生活を共にし、結婚にまで至ったタカ。
決定的なのは、原作8巻の第49話『ミチカ①』にて、同じ時系列にタカとキルコが登場。
はっきりと、ロビンの正体はタカではないとわかった瞬間です。
なぜ、ロビンがクズや胸糞と呼ばれるのか考察
ロビンがクズや胸糞と言われる理由。
結論から言うと、再会を果たしたキルコを襲い、無理やり肉体関係を持ったため。
これがいかに残虐なことだったか、ロビンと竹早姉弟との関係を振り返るとわかります。
原作2巻の第9話『クク①』にて、キルコはロビンについてこう発言しています。
「家族みたいなもんだし、親友でもあるし、あこがれてもいた」
前述の通り、船山孤児院で暮らしていた竹早姉弟。
その孤児院の子供達の年長者で、みんなの兄貴分的存在がロビンでした。
そして、ケンカも強く、春希に戦術をレクチャーしたのもロビン。
しかしながら、2035年1月15日のこと。
桐子が所属していた浅草で電動車レース会本部にて、ロビンは2034年の9月に頃に殺されたと告げられます。
実際は、行方不明であったことがわかり、マルと天国探しをしながら、同時にロビンの捜索もしていたキルコ。
やっとのことで、高原学園の茨城施設跡地で再会。
しかしながら、前述の通り、一方的に襲われてしまったキルコ。
これにより、ネットでは「ロビンがクズすぎる」という声で溢れました。
まとめ
この記事では、ロビンについて解説しました。
まとめると、ロビンの正体はタカではなく、クズと呼ばれる理由はキルコとの再会後に無理やり彼女を襲い、肉体関係を持ったからということでした。
また、余談ですが、その事実を知ったマルにロビンが鉄拳制裁を一方的に受けるシーンが存在。
ロビンの正体がもしタカであるならば、それは考えにくいことです。
なぜなら、タカは並外れた運動能力、そして、その身体に刺さった刃物の方が折れるぐらいタフな身体の持ち主。
もし、ロビンがタカだったとしたら、マルと互角以上の戦いになっていたはずです。
そんな、各々のキャラやバックボーンが際立ち、謎に包まれた『天国大魔境』。
今後のストーリー展開にますます注目が集まります!
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