2023年4月度より、アニメ放送がスタートした『天国大魔境』。
この記事では、そのヒロインのキルコの正体や腕について。
そして、ロビンやマルトの関係について解説しています。
『天国大魔境』キルコについて
『天国大魔境』のヒロインである、キルコ。
赤髪のセミロングがよく似合う、かわいい女の子です。
パーソナルデータは下記の通り。
✔ 肉体の年齢:20歳
✔ 脳の年齢:18歳
✔ 身長:160cm
続いて、このキルコの正体を解説していきます。
正体:竹早姉弟が合体した人間
前述の通り、キリコの年齢が肉体と脳で異なっているのには理由があります。
結論から言うと、下記の姉弟の肉体と脳がひとつになった人間であるため。
✔ 姉:竹早桐子(たけはらきりこ)→ 20歳
✔ 弟:竹早春樹(たけはらはるき)→ 18歳
つまり、『キルコ』という名前は、『きりこ』と『はるき』のそれぞれの名前を合体させたものと推測されます。
また、この姉弟が1人の人間となっている理由。
それは、ヒルコ(人食い)に襲われて、上半身のみになった春樹。
それを助けようとして、瀕死の状態となった桐子。
この姉弟が病院に運ばれ、迫田医師により、桐子の肉体に春樹の脳が移植されたためです。
実は、元々は黒髪のストレートだった桐子の髪の毛。
それが赤髪に変わったと思われる3つの理由。
それをキルコが原作3巻の第17話『トトリ』にて、こう語っています。
✔ 精神的なもの
✔ 大きな怪我での手術で髪質が変わることがある
✔ 姉ちゃん(桐子)の呪い
いずれにしても、壮絶な理由ですよね。
ちなみに、原作1巻の第4話『ヒルコ①』にて、マルに頭を乾かされている時。
頭を縫った手術痕を発見されました。
そして、同じく第4話にて、マルに歳を聞かれたキルコはこう答えています。
「僕、18…、いや20かな」
はたまた、原作1巻の第6話『タカ』。
この回では、大災害は3歳の時だったと答え、マルから「5歳じゃないの?」とツッコまれました。
これは、まさしく肉体年齢か脳年齢かのどちらで答えればよいか。
それを迷ったためだと推測されます。
キルコの腕:ヒルコに食いちぎられた?
「人食い」や「怪物」など、呼ばれ方は様々な『ヒルコ』。
そして、その姿形や能力まで様々。
例えるならば、ドラゴンクエストのモンスターのよう。
その一例として、下記は甲羅を持つヒルコです。
その身体を透明できる能力を持ちます。
このヒルコに竹早桐子・春樹の姉弟は襲われました。
そして、第3巻の第19話『不滅教団②』でのこと。
不滅教団本部の地下駐車場にて、違う種類のヒルコと対峙することになったキルコ。
複数出現したヒルコに体を押さえつけられ、右手を食いちぎられました。
しかしながら、これはヒルコが見せた幻想。
なんと、過去の恐怖体験の幻想を見せる能力の持ち主。
この手を吸い込まれて食いちぎられるというのは、春樹の過去の実体験。
実際には、キルコの腕は無事であり、幻覚を見させられていたのでした。
ヒルコの正体はこちら。
【天国大魔境のヒルコの正体一覧】なぜ鳥はタカで魚はククなのか?目的も考察!
ロビンやマルとの関係
そんなキルコと関係性の深い2人の人物。
それが『ロビン』と『マル』です。
キルコと彼らの関係を解説していきます。
ロビン:異性として慕う存在
ロビンの本名は『稲崎露敏(いなざきろびん)』。
パーソナルデータは下記の通り。
✔ 本名:稲崎露敏(いなざきろびん)
✔ 年齢:25歳
✔ 身長:177cm
ロビンと竹早桐子・春樹の姉弟は浅草にある船山孤児院の出身。
ロビンはこの孤児院のリーダー格であり、兄貴分だった存在。
また、桐子は異性としてもロビンのことを慕っていました。
そして、原作6巻の第32話『稲崎露敏①』にて、再会を果たしたキルコとロビン。
そこで、ロビンは初めてキルコという存在は、桐子の肉体に春樹の脳が移植されたものということ知ります。
しかしながら、そんなロビンにキルコは襲われてしまいました。
マル:旅のガード役を請け負う
マルの本名は明らかになっていません。
マルと同じ顔のやつに注射するのがイベルメクチンだな、たぶん #天国大魔境 pic.twitter.com/FLhhTMS3ca
— ボトルネック(PPPPM) (@BNMetro) May 10, 2023
パーソナルデータは下記の通り。
✔ 推定年齢:15歳
✔ 身長:161cm
天国を探す旅に出たマル。
その護衛を依頼したのが、便利屋として旅人のガード役も仕事にしていたキルコでした。
そして、キルコと共に旅をして約1ヶ月が経った頃。
原作1巻の第7話『トマト天国』にて、「おねえちゃんが好きだ」とキルコに告白。
また、「あんたが危ない時は、俺が守る」と熱く語っています。
その言葉の通り、前述のキルコが襲われた際は、ロビンを完膚なきまでに鉄拳制裁を与えました。
まとめ
この記事では、天国大魔境のキルコについて解説しました。
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まとめると、キルコの正体は、姉の竹早桐子の肉体に弟の竹早春樹の脳が移植された人間であり、名前も『きりこ』と『はるき』を合体させたもの。
そして、食いちぎられたキルコの腕は、そのヒルコの能力が見せた幻覚。
ロビンは異性として慕っていた関係であり、マルは旅でのガード役を担当しているということでした。
特に、ストーリーが展開するに連れ、マルとの関係がどのように発展していくのか。
そこにますます注目が集まります!
また、そんなロビンの正体を考察した記事はこちら。
天国大魔境のロビンの正体(中身)はタカ?なぜクズと呼ばれるのか考察!
キルコが迫田について訪ねた、そんな宇佐美の正体はこちら。
【天国大魔境の宇佐美と星尾の正体はシロとミミヒメ】その理由3選を解説