2023年7月5日にアニメ放送がスタートした、『わたしの幸せな結婚』。
引用:アニメ『わたしの幸せな結婚』公式サイト
この記事では、そのヒロインである斎森美世。
彼女の異能である『夢見の力』について解説しています。
『わたしの幸せな結婚』斎森美世(みよ)の異能「夢見の力」とは?
『わたしの幸せな結婚』では、様々な異能が登場します。
その中でも、斎森美世(みよ)が持つ異能は「夢見の力」です。
▼「夢見の力」とは?
✔ 人間の眠りの中において万能の力とされ、対象者の夢を操る
✔ 薄刃家の異能の中でも別格の強力さであり、女性の異能者の中でのみ発現
✔ レベル次第では、過去・現在・未来が見え、帝の「天啓」も凌駕する
※「天啓」とは未来予知の異能のこと
そして、夢の操り方次第では、対象人物の洗脳すらも可能。
また、睡眠をとらない人間はいないため、すべての人間が対象となる。
つまり、相手の戦闘能力の強弱が関係なく精神を操れるため、薄刃家の中では最強の異能と謳われてきました。
美世の異能が発現しなかった理由
美世は斎森家にいた頃、家族からぞんざいな扱いを受けてきました。
政略結婚だった美世の両親。
当時、恋人がいた父は別れを選択し、澄美(すみ)と政略結婚に従っています。
そして、母親の病没後にその元恋人と再婚。
元恋人=継母 は、美世を逆恨みし、両親そろって異母妹の香耶(かや)のみを可愛がるようになりました。
しかしながら、そこに至ったのは、もう1つの大きな理由があります。
それは、美世には見鬼の才をはじめとする異能の発現がなかったため。
バツが悪いことに、香耶には、3歳にして見鬼の才が発現。
それにより、美世へのぞんざいな扱いは加速していきました。
ところが、そんな美世ですが、久堂清霞(くどうきよか)との婚約後に「夢見の異能」があることが発覚。
ではなぜ、そこまで異能が発現しなかったのでしょうか。
その答えは、母親の澄美が美世が生まれてすぐに、その異能を封じたため。
その封印の鍵となるものが斎森家の敷地内にありましたが、下記により消失しました。
✔ 施術者の澄美の死
✔ 封印の鍵の経年劣化
✔ 美世が斎森家を離れた
これにより、美世に異能が発現したわけです。
澄美が美世の異能を封印した理由
ではなぜ、澄美は美世の異能を封印したのでしょうか。
それは、澄美が過ごした薄刃家での経験に原因がありました。
夢見の異能者が生まれる秘密を含めて解説します。
夢見の異能者が生まれるサイクル
実は、夢見の異能者の誕生のサイクルには特徴があります。
それが、こちら。
✔ 何十年かおきに、1人が誕生する
✔ 母親となる人間は、必ずテレパシーの異能を持つ
このテレパシーの異能。
なんと、澄美自身がこの異能を持っていました。
そのため、澄美の子供は夢見の異能を持つ人間だと確定していたわけです。
澄美にのしかかる強力なプレッシャー
薄刃家といえども、年々と減り続ける異能者の存在。
だからこそ、テレパシーの異能を持つ澄美の誕生に薄刃家は歓喜します。
それは、前述の通り、夢見の異能者を生む存在であるからこそ。
そんなプレッシャーの中で過ごしてきた澄美。
時を経て、薄刃家が財政難に陥った時、澄美は一族を救うために斎森家との政略結婚を決意します。
そして、自身が経験してきた重圧を娘の美世には味あわせたくない。
そう心の底から感じた澄美は、美世の異能を封じたのでした。
まとめ
この記事では、『わたしの幸せな結婚』の斎森美世の異能について解説しました。
まとめると、美世の異能は「夢見の力」であり、その万能さから最強の異能と呼ばれるものです。
ストーリーが展開されるにつれ、この美世の異能がどのように展開されていくか。
ますます注目が集まります!