2023年4月より、アニメ放送がスタートした【推しの子】。
その人気ぶりや前評判の高さからか、なんと、放送開始前からキャラクターがCMに登場するほどでした。
Panasonicのパーソナル食洗機『SOLOTA』に『B小町』のアイが出演し、話題を集めています。
その期待度や期待値の現れがすごいですね。
そして、もうひとつ注目を集めることが。
それは、【推しの子】というタイトルに込められた意味。
この記事では、その意味と、原作でのタイトル回収シーンを作者のインタビューをもとに大特集しています。
【推しの子】の意味は2つ
2023年5月現在、【推しの子】の原作が発売されているのは11巻まで。
その原作6巻が発売されたタイミングでのこと。
それにあわせ、TSUTAYAのライフスタイル情報発信ポータルサイトにて、赤坂アカさんと横槍メンゴさんへのインタビュー記事が公開されています。
【推しの子】における両先生の関係性は、下記の通り。
このインタビュー記事をもとに、【推しの子】に込められた2つの意味をご紹介します。
赤坂先生:1巻を読めばわかるんだけど“推しの子”には2つの意味があって、1つ目が「好きなアイドルを推す」という意味で、2つ目が「推しているアイドルの子ども」という意味。もともとアイドルをテーマにした作品を描きたかったから、このグループ名にしたんだよね。
引用:TSUTAYA: ライフスタイル情報発信ポータル|『【推しの子】』タイトルに付けられた【】の意味とは? 1巻は伏線だらけ!!【TSUTAYAの名物企画人“仕掛け番長”のススメ】
赤坂先生の回答からもわかる通り、【推しの子】には2つの意味が込められています。
改めて抜粋したものが、こちら。
①好きなアイドルを推す
②推しているアイドルの子ども
これが、どういうことなのか。
続いて、原作でのタイトル回収シーンをもとにお伝えしていきます。
原作のタイトル回収シーン
原作では、【推しの子】のタイトルに含まれた伏線がしっかりと回収されるシーンがあります。
前述の①と②、それぞれをご紹介。
①好きなアイドルを推す
JIF(ジャパン・アイドル・フェス)に出演することになった、新生『B小町』。
その堂々たる登場、パフォーマンスに湧き上がる観客。
そして、そのパフォーマンス中。
センターを張る有馬かなが、客席の星野アクアに向かって心の中でこう宣言します。
「アンタの推しの子になってやる」
B小町のライブの中で、印象に残るワンシーンの一つです。
②推しているアイドルの子ども
この『推しているアイドルの子ども』は、非常にセンセーショナルな響きですよね。
だからこそ、どこかしら、【推しの子】というタイトルに惹きつけられる。
その要因になっているのかもしれません。
これは、星野アイが双子を妊娠していること。
引用:【推しの子】|NEWS|劇場先行上映記念ビジュアルを公開。
そして、主人公のゴロー先生が、その双子の兄として転生すること。
これでタイトル回収が完了しています。
まとめ
この記事では、【推しの子】の意味と、タイトル回収シーンを解説しました。
まとめると、【推しの子】というタイトルには「好きなアイドルを推す」と「推しているアイドルの子ども」という意味が込められています。
また、実は、同作品づくりにおいて、赤坂アカ先生&横槍メンゴ先生と編集の方でSNSグループを作成。
それに「推しの子(仮)」と名付けていたとのこと。
このグループ名が、そのままタイトルになっているという秘話もあります。
タイトルもさることながら、ストーリーや作画にまで惹きつけられる【推しの子】。
今後の展開も楽しみですね。
実は、赤坂サカ先生の作品『かぐや様は告らせたい』と【推しの子】の時系列は同じ!
それを特集した記事はこちら。
【推しの子】不知火フリルは不知火ころもの妹!時系列はかぐや様は告らせたいと同じ!
【推しの子】の「今日は甘口で(今日あま)」は「かぐや様は告らせたい」と同作品!